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【ヒント】くさつお宝マップ
【まめちしき】上笠天満宮講踊は、「渋川の花踊り」(伊砂砂神社)と同じく、県の選択無形民俗文化財に指定されている芸能で、毎年10月下旬に行われるお祭です。
上笠天満宮講踊も、草津のサンヤレ踊りや渋川の花踊りと同じように、「風流踊ふりゅうおどり」の系統に属する郷土芸能(きょうどげいのう)で、少なくとも約170年以上の歴史を持ち、江戸時代前期には踊られていたものであることが分かっています。
当日は、花笠をかぶった踊り子たちが拝殿を囲むように輪になり、その中で花笠をかぶり、三色のタスキをかけ、黒地の手甲や裁ち付け袴、黒足袋に草履を履いた「シンボウウチ」と「太鼓打ち」と呼ばれる役者が小歌に合わせて飛び跳ねるように踊ります。
シンボウウチと太鼓打ちは衣装はほとんど同じですが、シンボウウチは手に軍配を持ち、太鼓打ちは胸の前に太鼓を固定しています。また、同じ太鼓打ちでも大人と子供は袴の柄が異なります。
小学3年4年生用社会科副読本「わたしたちの草津」で、郷土芸能の学びがあります。
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